ペット(犬) ライくんの話10 歩けない。でも食欲がある。(蛋白漏出性腸症・低タンパク血症・低アルブミン血症)
こんにちは。
昨年2月に蛋白漏出性腸症 低タンパク血症(低アルブミン血症)で「余命半年」と診断されて、約1年経ちました!
↑ 家族に遊ばれるライくん。されるがまま。
先日の嘔吐問題は、病院へ行き吐き気止めの薬をもらい、食事は固形の物をやらないようにして、ドッグフードを水にふやかして、柔らかくしてやると、嘔吐をしなくなりました。でもやっぱり少し怖いので、少しずつ、一日4回に分けてやっています。
ただ、水を全く飲まなくなったので、ご飯と一緒に水を飲ませようと思い、
最初は薬を飲まないといけないので、ふやかした柔らかめのドッグフードに薬を混ぜて。
そのあと、水をさらに足してシャバシャバ状態で食べさせています。(最初からシャバシャバだと、薬を残してしまうので。)
歩けない
先日、 とうとう歩けなくなりました。
立たせてやっても、ふらふらしていて、何とか立っている状態。
歩きたくても、足が出ない。
右前足のみ何とかあげられるのですが、ほかの足が動かないんです。
右前足だけ足踏み状態で気持ちだけ前へ。すぐにあきらめてこけてしまいます。
立てなくなってからは、横になっている時でも、何かしたいことがあれば、足をじたばたして、体の向きを変えたり(ストーブの前で寝ていて熱くなった時とか)、私たちにアピールが出来ていたのですが、最近はそれも少なく、不快なところがあっても我慢してしまっているのではないかと思います。
度々 体の向きを変えてみたり、抱っこで外を見せてみたり、本当に寝たきりになってしまいました。
晴れた日は窓辺で外を見ながら日向ぼっこ(…をさせられる)気持ちいいかな?
立たせれば かろうじて立てるので、排泄、ご飯の時はまだ助かっています。
この後、立てなくなるのも時間の問題かもしれません。
以前も書いたと思いますが、
まったく立てなくなったら(歩けなくなったら)、薬や注射を減らして、自然に任せて無理な延命はせず、“その時” が来るまで見守ろう。と決めていました。
いざ 寝たきりになったライくん。
人間的には、
「いや、まだ食欲はある。」
「前より、よく食べる。」
「まだ立てる。」
と理由を付けて、人間の都合で、延命をしているのではないか?
ライくんはこの状況、つらいのかな?
体はダルいのかな?
皮膚もボロボロ。全身かゆいんじゃない?
ライくんの気持ちは?
と考えると、涙が出てきます。
本当に人間のエゴで、ライくんにつらい思いをさせているのなら、早く楽にしてあげる方がよいのか・・・。
家族にも先生にも、まだ、これからの事をちゃんと相談できる自信がない。
これからと言っても、もうすぐそこまで来ています。
今日は涙しながら書いたので、ごちゃごちゃしていてすみません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
同じ病気のわんちゃんをお持ちの方などの気休めにでもなれば嬉しいです。
また近況をご報告いたします。
先日遠出して、遅い初詣に行ってきました。
トートバッグから覗く、高台からの良い眺め。
↑ 前は走って追いかけていた鳩さん。
今は目できょろきょろ追うだけ。楽しめたかな?
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